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「信州 蕎麦ごのみ」 [ソバ本]

俊樹蕎麦 しもさか   ソバ喰い 第三十九弾

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「信州そば」長野県内の蕎麦屋さんの紹介本です なかなか、良く編集されています
 

    本の副題は、「スタイルで選ぶ お蕎麦屋さん。」
      紹介されているお蕎麦屋さんは、タイプ別で 105 店
         ○ モダンなそば屋    14 店
         ○ 古民家のそば屋    32 店
         ○ そば酒        19 店
         ○ 絶景に立つそば屋   19 店
         ○ そば会席         8 店
         ○ 家族そば       13 店

      そばのデータとして、「のど越し」「太さ」「もり汁の辛さ」を5段階で表しています
      当然のことですが、著者 山口美緒さんは、掲載105店、全てを食べ歩いたそうです
     (なぜか、黒姫から飯綱に移転した“ふじおか”が掲載されていません 移転で休業中だった?)





この本の帯には
  「信州で、おすすめのお蕎麦屋さんを教えて下さい」
     信州に住んでいると、この質問に出会う機会が多いそうです
     そして、蕎麦ごのみも十人十色なので、この本をしたためてみたそうです
     十人十色、自分に合った蕎麦屋さんが、ありますでしょうか?


 世のなか、信州そばが好きな人が多いようです
 たしかに、むかしから「そば」は信州だったような気がします
 いま、日本一のソバ生産処は、北海道です 平成21年の農水省の統計によると国内生産の37%を占めています
 広大な大地を利用して大生産しているようです でも、いわゆる「夏ソバ」です
 9月の終わり頃から東京の蕎麦屋さんが「新そば」として、そば好きを楽しませているのは、このソバです
 八ヶ岳産のソバ粉を主に扱う諏訪の高山製粉さんにも、この北海道産のものがいち早くリストアップされます
 日本は南北に長い地形なので「ソバ」は北から南へ順に南下して収穫が進んでいくようです
 本土では、10月以降にソバが穫れ始めていきます これが「秋そば」と呼ばれるものです
 これらは、11月終わり頃から、市場に出回り始めるようです 収穫は、とうぜん、最後は九州でおしまい
   漫画の「そばもん」単行本第3号の第23話に、
 年末 対馬で採れるソバが年明けに「新そば」として提供される話しが載っていました
 最近の風潮では、「新そば」よりも年を越しひねた方が、おいしいかも?と云うことになりつつあるようです
 話しが大きくそれましたが、生産量第二位が、長野県 だから、信州(長野)はそば処なのでしょう
 以下 山形、茨城、福井、福島、栃木と続きます 長野以下六県の総収穫量が北海道と並ぶそうです





 (この下、四枚は、「俊樹蕎麦 しもさか」の画像です)
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   そこで、先週 駒ヶ根の帰り道、この本が紹介するお店を一軒訪問してきました
   今回、最初に、訪ねようと考えていた、伊那飯島町の“麗嶺庵”は、なぜか掲載されていません
      週休四日(金土日営業)だからでしょうか? (今日は、木曜日)

   本に載る105店から、蓼科にある蕎麦屋さん三軒をリストアップ 
   候補にしたのは、全て“モダンなそば屋”の範疇にあるお店
     ○ 「石臼挽手打そば みつ蔵」  蓼科高原 バラクラ イングリッシュガーデンの反対側にある
     ○ 「俊樹蕎麦 しもさか」    ここは別荘地の中、ご主人は下坂俊樹さん
     ○ 「蕎茶寮 いけ野」      ここも別荘地の中、洋風のお皿もあるようです

   時間があるので、諏訪ICからバードラインを横岳ピラタスに向かいました
   途中、10時前“みつ蔵”の前を通ると、店の横には、すでに何台もの車が停まっていました
   “みつ蔵”は、10時開店!早いのです♪ イングリッシュガーデンが道の反対にあるからでしょうか?
   バードラインをさらに上っていき、左カーブの右に“しもさか”の入口を確認(こちらは、11時半開店)
   まだまだ時間が早いので、そのままピラタスへと上っていきます(ピラタスは、35年振りです)


   今日は、15年前に、「そば」を意識して食べるようになってから、
              ちょうど(ようやく)150軒目の記念のお店となります
   きっと“みつ蔵”は、お客さんでいっぱいであると思い
    (最近、並んで食べるようなお店は、避けたいと思うようになっています 年です)
   今日は、いま(11時半)開店となる、“しもさか”によることにしました
   小雨降る中、先客が1グループおります、子ども連れで男女7〜8人剛毅な集団です
   ここは、“おしながき”を見ると、むかしの長坂の“翁”のように、せいろ一本です
    あとは、せいろの大もりと「そばがき」 大変シンプルです
   せいろ一枚 1,600円 大もりは、2,200円 そばがき 1,200円 (スゴい!日本一でしょうか?)
   話しのタネに、一度、食べておくのも勉強と思い、バードラインを左折しました

   おそばは、「本」に書いてあるとおり、自分からみると少し太めのそばでした
            (一般からみると、これが普通の太さ?)
   自分は、いつものごとく「細め」の江戸そば風が好みなので...(いまで云うと、東京前?となるかも...)
   値段が標準的?な そばがきは、やわらかく弾力があり、カミさんが「おいしい」と連呼しておりました
    (余談ですが、あきる野にある“蕎麦 よしの”のそばがきは、本当に好みに合っていました 絶品です♪)
   そばは、江戸風好みですが、そばがきは、固めなだけの江戸風は好みでは、アリマセン!
   店を辞する頃には、我々と前後する一団四組が去って「しもさか」に静けさが訪れていました
   この時間、混雑を察知して新しいお客は、やってこないのでしょうか?(なかなか、むずかしい)
   帰り道、あの“みつ蔵”は、小雨降る中、10人ほどが外に並んでいました
   目の前に、イングリッシュガーデンがあるので、仕方ないことなのでしょうか?






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 駒ヶ根に行くと、毎年購入してしまう「信州そば」蕎麦屋紹介雑誌です 掲載店は多分毎年変わりません
    2009年版は、281店掲載 特集は「蕎麦屋で呑む、うまい酒」 (軽井沢の“川上庵”が載っています)
    2010年版は、330店掲載 特集は「変わりそばの魅力」    (木曽の“時香忘”が載っています)
    今年、2011年は、321店掲載 特集は「そばの旨さは名水にあり」 (「おひさま」が載っています)
    今年のものには、「割・地粉・そばの太さ」がおおよその店で分かるようになっています





     
       「俊樹蕎麦 しもさか」
          茅野市北山 4035-1026
           下坂 俊樹 氏
          ☎ 026-667-2682
          休み 不定休
          11時30分〜16時
          





         『信州 蕎麦ごのみ』 
           山口 美緒 著
           ISBN 978-4-7840-7173-9
           2011年8月10日 発行
           信濃毎日新聞社 発行
            1,470 円(税込み)
           2011年8月9日 購入









        みなさま、そば粉のご要望は、八ヶ岳産の信州そば粉を.....
        




        いつも、“トボトボ進行” ブログに訪問、本当に、ありがとうございます








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みうさぎ

本格的な蕎麦屋~
信州長野の蕎麦よりも
わたしゃ~あなたの傍がいい~(^^)v
てかっ~ルン~

by みうさぎ (2011-09-02 08:46) 

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