最近見つけた「ソバ本」090105 [ソバ本]
著者は、東京上野不忍池の近く池之端で幕末から続く老舗「蓮玉庵」の六代目のご主人
蕎麦にまつわる『蘊蓄』が、いくつも、おもしろく書かれています
特に、蓮玉庵に通った多くのソバ好きの文人・芸人の話し
例えば、三遊亭円生師匠は、ラーメン好きだったので、一度もこなかった とか.....
文中「蕎麦の極意」の中で、一番、気になった話しは、
「霧下そば」がおいしい と、云うのは「稲作転換地で穫れたソバはまずい」
稲がうまく育つような環境で作られたソバは、おいしくない と、云うことです
また、おそばの三タテに関する話しでは
そばは、挽きたて・打ちたて・茹でたて をモットーとしていますが
手打ちの場合 打ってから四十分以上は、寝かしてから茹でる
茹でてから、水を十分切って一分から一分半ぐらい置いてから出すほうがよい
と書かれています
次回のそば打ちの時は、実験してみたいと思っていますが....
自分に違いが分かるでしょうか?
蕎麦の極意
澤島 孝夫 著
実業之日本社 発行
800 円(税込み)
2008年12月16日発行
ISBN978-4-408-59340-1
『池之端 蓮玉庵』(イケノハタ レンギョクアン)
台東区上野 2-8-7
TEL 03-3835-1594
11時30分〜16時 17時〜20時 休み 木・金曜日
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