“けし切り” 寿徳庵の「香りそば」(その13) [ソバ喰い]
「小満」が過ぎて香りそばは、“けし切り”
さらしなそばに、ケシの実?が見事に打込まれています
スンマセン! 手繰っていると、あんぱんを思いうかべてしまいました
次の二十四節気は、「忙種」 香りそばは、“うめじそ”に変わります
ケシを食べて、大鹿村の“青いケシ”を思いだしています 逢いに行きたいなぁ〜〜〜。
二十四節気の「小満」とは..... いつものように、Wiki.によると....
一般的な定気法では、太陽黄経が60度のときで5月21日ごろ
恒気法では、冬至から152日目で5月23日ごろ(今年の小満は、5月21日です)
万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ
暦便覧には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている
麦畑が緑黄色に色付き始める(麦秋近しですネ)
沖縄では、次の節気と合わせた小満芒種(すーまんぼーすー)という語が梅雨の意味で使われる
今日の付録は、「そば本」です
ここ数冊、女性が案内している「ソバ屋紹介」本が続いていましたが
またまた、女性が編者のソバ本です
東京には、「大人のそば屋同好会」なるものがあるようです
事務局を含む同好会員は、全員、女性だけみたいです
しかし、本文のなかでは、決して「女性」を全面に出しているわけではありません
あくまでも「大人の......」です
同好会の幹事は、 塩田 ノア
島田 まき
葉石 かおり
平松 洋子
藤野 嘉子
向笠千恵子
森脇 慶子 の七名の方々......
巻末のブロフィールによると、みなさま“フード・食材 etc.”の専門家のようです
ちなみに、向笠千恵子さんの本は、手元に何冊かあります
自分が「ソバ喰い」のバイブルとしている「ソ連」取材
故 杉浦日向子編による“そば屋で憩う”のミニ本風の体裁です
http://myossy.blog.so-net.ne.jp/2005-10-21
江戸?を中心に、いろいろなお店41軒が載っています (江戸以外は、5軒)
書き出しは、「並木の藪」 四軒目が、あの山形の「萬盛庵」
まるで“そば屋で憩う”と同じような始まりです
「並木」と云えば、ソバを食べ始めた頃、一度だけその暖簾をくぐったことがあります
何を間違えたか、年越しの大晦日の大行列に家族で並んでしまいました
我々の数組後ろには、鬼平も家族で並んでいました
(並木では、いかに鬼平と云えども庶民と一緒でした)
鬼平が何を食べたか? おそろしくて、聞き耳をたてることも出来ませんでした!
気が早いですが、今冬は、「並木」へ! 菊正のぬる燗で鴨南を食べに行こ〜〜〜う
『大人のそば屋はここにある!』
大人のそば屋同好会 編
ISBN 4-08-650119-8
2006年11月22日 第1刷発行
集英社 発行
720 円(税込み)
2010年5月28日 購入
[url=http://www.onlinepandorabeads.com/pandora-silver-beads.html]pandora style beads[/url]
鬼平が何を食べたか? おそろしくて、聞き耳をたてることも出来ませんでした!
by pandora style beads (2010-06-28 10:22)