「アメリカン・アンカレッジ」 [散歩]
アメリカン・アンカレッジ記念碑 by 八景島
“八景島・シーパラダイス” にある「アメリカン・アンカレッジ記念碑」をトボトボ訪ねてきました
今日の元ネタは、ときどき紹介している「田代 博 先生のTwitter」となります
我が国での第2次世界大戦の “終戦の日” は、8月15日と思いますが...(“終戦記念日” との表示もありますが記念日?)
戦勝国側では「1945年9月2日」だそうです
当時のアメリカ合衆国大統領トルーマンは、降伏文書に調印した9月2日を「V-J Day」として宣言した
東京湾上のアメリカ戦艦ミズーリにおいて、日本側を代表して重光葵外相、梅津美治郎参謀総長、連合国を代表して連合国最高司令官のマッカーサー元帥が署名した
戦艦ミズーリ「錨泊地」 左にある陸地は “シーサイドライン” が走る「金沢工業団地」
「横浜市金沢区並木を愛する人のためのウェブマガジン」さんから拝借
「ハマちゃんのひとり言」さんには...
マッカーサーは調印の際の戦艦ミズーリの停泊場所にはだいぶこだわりを示した様です その結果90年程前にペリー提督が命名し停泊した横浜・小柴沖の「アメリカン・アンカレッジ」の近くに停泊としたそうです
「American Anchorage (アメリカン・アンカレッジ)」は、およそ「北緯 35°20′21″・東経 139°39′09″」の海域
戦艦ミズーリの停泊場所は「北緯 35°21′17″・東経 139°45′36″」
両者は、緯度で 56″ 経度で 6′27″ の差があります
Wiki.によりますと... 日本経緯度原点(35度39分29秒1572)では....
緯度 1″は、30.820118m 経度 1″は、25.153129m(ピタゴラスで計算しました)両者の距離は 10km弱となりました
“ミズーリ” の停泊場所は「アメリカン・アンカレッジ」から、方位 80°(ほぼ東)と計算することができます
2021.07.27 追記
今昔マップ 1896〜1909年
小柴沖の「アメリカン・アンカレッジ」: 当時の「金沢」の海岸線までは、西に 1.9kmとなります
最初の “絵図” に「イガイ根漁場」と云うのが記載されております
金沢区並木3丁目の埋立地にある「イガイ根公園」の語源となった? 小柴沖にある漁場となります
(ときどき、この公園前を通ったとき、変わった名前といつも思っておりました 今回のググりで合点がいきました)
蛇足をもうひとつ 「アンカレッジ」と云うと自分の記憶では、アラスカの「アンカレッジ」
Wiki.には... 1914年にアラスカ鉄道建設の拠点として建設され、資材搬入のための港湾や作業員の宿舎が造られた アンカレッジの名は、この臨時の投錨地(anchorage)が置かれた時に作成された地図で、一般名詞の「anchorage」とすべきところを「Anchorage」と誤記してしまい、これが固有名詞として定着したことに由来する
前書きが長くなりました、ここから「八景島」徘徊です
真正面に見える白いドーム屋根?が「アメリカン・アンカレッジ記念碑」
映る橋、手前が国道357号柴航路橋、奥に八景島に渡る歩道橋「マリンゲート」が重なっております
橋の下、小さな多分漁船、漁が終わって柴魚港に帰港します(自分が居るのは、八景島の入口「金沢八景大橋」)
記念碑は平成22年2月金沢区制60周年・横浜開港150周年記念事業として小柴沖を望む八景島に設置された
「記念碑」の手前には「八景島さん橋」(現在は、あまり使われていない気配です)
「アメリカン・アンカレッジ記念碑」
「碇泊」(ていはく)となっていますが、「錨泊」(びょうはく)(沖合いに錨を下ろして停泊する事)の方が正しいそうです
「今昔マップ」で見てみました 「American Anchorage 」は、陸から およそ 1.3km離れていたようです
「農研機構農業環境変動研究センター」のHPから
「錨泊地」は、この辺りだったのでしょうか?(1) 対岸の右先端は「横浜ヘリポート」となります
海路の反対側、埋立地である並木の工業団地側から見てみました (まぁ 八景島も当然 埋立地ですが...)
「錨泊地」は、この辺りだったのでしょうか?(2) (この船も柴漁港に戻る漁船と思います)
今朝(7/16)の小雨に煙る「八景島」(ミズーリ号錨泊地点付近?から)
ちょうど今朝「世界一周クルーズ」から戻った “知人” が送ってくれました
ここは、八景島「マリンゲート」のエスカレーターです
「マリンゲート」には、こんな “ビューポイントマーク” がありました
「アメリカン・アンカレッジ」の位置が分かる、すぐれものです
この2枚の画像「RIDE ON YOKOHAMA BLOG」さんより拝借
【注意】 この、「アメリカン・アンカレッジ」セット、残念、現在はアリマセン
代わりに、マリンゲートからの「アメリカン・アンカレッジ記念碑」と「八景島さん橋」
島内を回遊すると....
ひとり淋しく遠くを見つめる「ウミウ」クンと「アオサギ」クンがおりました
この「鳥の群れ」は、どなたでしょうか... スンマセン驚かしてしまいました
“アナベル” は、まだ少し元気な気配がありました
次回は「八景島」の中を少し散策します
本日も“トボトボ進行”にご訪問ありがとうございます