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“日本丸” に侵入・後編 [横浜]

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                 (帆船ですが、港内推進用にエンジンが付いております・600PS×2基)


  7月になりました、梅雨真っ只中の日々が続いております(何ごとも無ければ良いのですが...)
   巷では「高齢者運転」が話題となっておりますが... 自分には「高齢者教習」のハガキが届きました
   早速、近くの「南横浜自動車学校」にTelをしてみると...
   「講習」の予約を取れたのは、なんと驚きの「10月」でした(知りませんでした、大変なんですネ)
   当日は「自動車」では無く「原付バイク」での実技を所望しました
   と、云うことは、さておき「日本丸侵入後半」です、よろしくお付き合いくだされ



 日本丸 船内マップ
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                               “日本丸メモリアルパーク” のHPから拝借

[船内回覧コースを紹介]    (6年前、同じようにASA招待券で巡った「氷川丸」も、このような感じでした)
 チケットセンター→入口→防災センター→前部航海船橋→船首楼甲板→揚錨機→(フォアマスト)→凹甲板→
  (先週は、この「凹甲板」から階下の「第二甲板」に降りるところまでの紹介でした)
→(第二甲板へ)→実習生室→操機長室→(機関室)→ジャイロ室→調理員室→病室→診察室→機関部食堂→
→(展示室)→調理室→(上甲板へ)→第1教室→船長公室→船長私室→一等航海士室→通信長室→士官サロン→
→士官バントリー→事務長・事務室→船医室→(階段)→海図・無線室→長船尾楼甲板→(ジガーマスト)→
→天窓→舵輪(フード)→後部羅針儀甲板→(ミズンマスト)→煙突→(メインマスト)→出口






  ここでは、先週 乗船済みですが「帆船日本丸・横浜みなと博物館」の仕様書です
       [開館時間]  10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
       [休館日]   月曜日(祝日の場合開館、翌平日休館)
       [入館料]   一般 600円 / 65歳以上 400円 / 小中高生 300円
               (帆船日本丸・横浜みなと博物館共通券)
              自分は、市内在住の65歳以上なので 300円で済むようです
       [アクセス]  JR根岸線 市営地下鉄ブルーライン 桜木町駅下車 徒歩5分
               みなとみらい線 みなとみらい駅・馬車道駅下車 徒歩5分
                (専用駐車場は、ありません)
       [住 所]   〒220-0012 横浜市西区みなとみらい2-1-1

        【帆船日本丸の仕様】
       [船 種]      帆船(4檣バーク型)
       [用 途]      練習船
       [定 員]      138名(練習船時代196名)
       [総トン数]     2,278トン
       [全 長]      97メートル(バウスプリット含む)
       [幅]        13メートル
       [平均喫水]     5.3メートル
       [総帆数]      29枚(畳1,245枚分)(練習船時代35枚)
       [最高マストの高さ] 水面から46メートル




「第二甲板」に降りると、そこは「実習生居住区」 壁に「船乗り結び」の見本が...
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 6室?2列 左右に「実習生室」が並んでおります 二段ベッドで定員8名
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 部屋に侵入できます ベッドの大きさは、長さ185cm、幅65cm 入口前には「メインマスト」
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 NIPPON MARU  Aは、Kのような... Rは、スイスの国旗のような... I は、黄地に黒丸?
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 「機関長室」 入口の反対側からは “機関室” を見下ろすことができます
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 船内中央付近にある階段 「上甲板」⇄「第二甲板」
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 「病 室」です「機関長室」の反対通り? 「飾り毛布」奥が “金魚” 手前が “マンタ” 間が「視力検査」用の指標
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 「病室」の隣りは「医務室」 血圧計の横には「顕微鏡」が置かれております
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 診察時間  午前 自 08 30 至 10 00  午後 自 12 30 至 14 00 (昼餉が早いのですネ)
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 この部屋の中心?には「ジャイロ」が置かれております
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 「機関部食堂」がありました
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 食堂から振り返ると、ここからも “機関室” を見下ろすことができます(エンジン大好物なのです)
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   帆船日本丸のディーゼルエンジン(断面図)  全高 3,595mm
    1930(昭和5)年(株)池貝鉄工所製(「池貝」は、この時代「焼玉エンジン」を製造していた)
  エンジンは、54年間でのべ7万時間という長時間動き続け、世界一の稼働時間のエンジンとしてギネスブックにも掲載されました
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 この絵の真ん中に映るのが “ピストン” です
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「調理室」 大鍋がのる “オーブン(ストーブ)” があります
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 左側には「大釜」です (調理師さんが炊事をしております)
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 この日のメニューは「???」でした(カロリー高め? 航海は大変なんでしょうネ?)
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「総帆展帆300回記念写真」 展帆ボランティアのみなさんです
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階段を昇って「第1教室」です
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「第1教室」の丸窓から「凹甲板」を覗き込みます(こちらは「第二甲板」です)
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「船長公室」 寝所で無いので「飾り毛布」は、ありませんです
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「船長私室」 「飾り毛布」は “松竹梅” と云うことです
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    これ誰の服? “一等航海士” さんかも...
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「一等航海士室」 「飾り毛布」は “富士山”
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「通信長室」 「飾り毛布」は “花二輪”
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「士官サロン」 毎晩、大宴会でしょうか...(いやいや昼間だけでしょうか....)
  (この階下にある倉庫の一部は、終戦まで弾薬庫として使用されていた そうです)
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「練習船日本丸職員部署表」(昭38・4・) 左書きです
  船長以下21名の「防火」「防水」「総端艇」が表示されております(緊急対応表でしょうか...)
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「船医室」 「飾り毛布」は “四つ葉のクローバー”
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 長船尾楼甲板に上がって「無線室」  部屋には、大きな「ファクシミリ」もありました
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    「無線室」左舷側の出入口から...  No.6の救命艇
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「無線室」右舷側の出入口から「長船尾楼甲板」の外へ
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    これは、多分「ミズンマスト」です
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 “みなとみらい” のシンボル?
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「後部羅針儀甲板」からの船首方向
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 「手動舵輪」 フードで覆われております(海が荒れている時、後ろからの追い波に人が流されないようにしている)
        外海に出て、本来の“帆走”となった時、帆の状態を見ながら、舵をとるので、船の一番後に置かれているそうです
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  大きな「手動舵輪」 通常は、2名で操船 海が荒れてきた時は、二輪を使い4名で操作
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 1930年 神戸 川崎造船所 製造 (漢字は、右書き 英数字は、左書き) 下に見えるのは「傾斜計」
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 こちらも “横浜みなとみらい” のシンボルです
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「長船尾楼甲板」左舷にある出口から、サヨナラです
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     最後は、お尻から...
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    この “剣道のお面” のようなヤツ、なんでしょう?
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「タワー棟(C・D棟)」の方にも、3本並んでおります (我の推測 、海の下を走る“みなとみらい線” の通風筒?)
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                       本日も“トボトボ進行”にご訪問ありがとうございます


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