雨後の鎌倉徘徊・後編 [鎌倉]
“もぐもぐタイム” 歩き出す前に購入した“光泉”のおいなりさん
雨が、ようやくあがった初春の鎌倉をトボトボ彷徨してきました(家まで 21,352歩でした)
“前編”では「やぐら」内で記念写真、源氏山公園を超え古我邸を遠見して「おんめさま」まで進みました
今日は“後編”、ぼたもち寺で光泉のおいなりさんを平らげ、祇園山ハイキングコースを“腹切り”へ
カラタチの棘に驚き「繁茂」で反省会、駅から、いつもの京急バスで帰着(今日は渋滞無しでした)
今回の 鎌倉彷徨の“絵図面” 今日の後編は、No.22「ぼたもち寺・常栄寺」から...
「北八ツ彷徨」は、田淵行男の「山の季節」と一緒に、半世紀前、上司が教えてくれました
22 おんめさま 大巧寺の次は....
桜の本覚寺ではなく「常栄寺・ぼたもち寺(じょうえいじ)」に向かいます
ぼたもち寺にも 小さなお稲荷さん お供えは「手揚げ風油あげ」と「カップ月桂冠」でした
ぼたもちの本堂です 案内人は周到でした、この左手 脇を廻った奥に、ベンチが置かれておりました
ベンチを占拠して、静かな“もぐもぐタイム” おにぎり、かりんとう、おいなりさん をお腹へ
「ぼたもち寺」の所以は、この「鎌倉タイム」さんの説明が分かりやすいようです
そして、700年経った現在でも法難のあった9月12日には御法難会が行われ、常栄寺より片瀬龍口寺の祖師像に胡麻の餅が供えられます
「片瀬龍口寺(りゅうこうじ)」 この「私設あるこう会」9回目の「江ノ島散策」で訪ねております
23 次に訪ねた 教恩寺 門を潜ると大きな木(桜だったかなぁ〜)の枝が行手に張出しておりました
24 教恩寺に行ったのは、行く道の途中に「内藤医院」があったから...
なにを隠そう、案内人の今日一番の目的地は、この内藤医院でした
あの喜多嶋舞さんのお母様、内藤洋子さんの実家(「ひよっこ」で夢中となった「白馬のルンナ」)
おそるおそる歩を進めました、最初は「館」がよく分かりませんでしたが...
教恩寺を訪ね、Uターンしてくると、建物の奥に、内藤医院の看板を確認することができました
本来なら、あまりアップしない方がと思いましたが、内藤医院さんwellcomeのようです
帰宅してググってみると、医院の「薬品室」は...
「あとりゑKULA-LA」として活用されております(隣の診察室は“整體ナツメ堂”です)
25 次の行程は、路地の真正面となる「八雲神社」
Wiki.によると... 鎌倉祇園社や祇園天王社などと称したが、明治維新に際して現社名に改称した
(これで、裏にある山道を「祇園山ハイキングコース」と呼ぶのでしょうネ)
「八雲神社」 厄除け祈願の赤い幟が、なかなか壮観な感じでした
たくさんの“願い事”が吊り下がる脇をすり抜けて「登山口」を目指します
26 15分ほど歩くと「祇園山ハイキングコース」の見晴台に到着
(この季節、天気が良ければ、富士は見えるのでしょうが、江ノ島は稲村ガ崎の陰で確認することはできません)
ハイキングコースのある丘陵部は北から「小富士山」「屏風山」「佐竹山」「祗園山」とそれぞれエリアによって名称が異なります
石仏のようです 二体のようです 首から上がありません
ようやく雨が上がったばかりです 逗子沖の海に遊ぶヨットを数隻かすかに見ることができます
27 いわゆる「佐竹山」付近でしょうか... 木々の根っこを避けて進みます
28 尾根道の中間地点 “見晴台”から 650m これから向かう“腹切りやぐら”まで 650m
29 とすると、ここは「屏風山」付近でしょうか...
小枝越しに、2016年3月31日に閉館となった「神奈川県立近代美術館 鎌倉館」が見えます
少しググってみますと... 本館の建物は、2016年に神奈川県から鶴岡八幡宮に無償譲渡されました 所有者である鶴岡八幡宮によって、鎌倉の魅力や日本の文化、伝統などを発信する「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として建物を改修し、2019年春の開館を目指していることが2018年1月に発表されています
なんとなく、すごく近くに見えましたのでGoogleEarthで確認してみました
山道の脇、おされな前庭を持つお家がありました
30 “見晴台”から 1.2km ここを左折します 真っ直ぐは、通行止めです(“腹切り”までは 50mの表示)
(大むかしは、この奥「大蔵稲荷」の方へ進むことができましたが...)
31 ハイキング道を左に折れて下っていくと、めずらしや「明るいやぐら」がありました
32 さらに下ると、北条高時「腹切りやぐら」に到着
宝戒寺の管理地「霊処浄域につき、参拝以外の立入を禁」 入れません!!
今日は、虎ロープにより侵入禁止、 2018年3月付の「ハイキング記録」では、進入OKだったようです
やぐらの正面に卒塔婆が1本立てられております コワイです、我は、ここからで十分です
33 ミカンの木の下に鎌倉地域自転車等保管場所がありました
自転車置場の反対側、東勝寺跡です 「腹切りやぐら」付近一帯のようです
34 鎌倉を流れる二級河川、滑川(なめりかわ)に架かるアーチ型の「東勝寺橋」
河床に下り、この季節の“川遊び?をする案内人”
滑川、上流側 源流のひとつは「朝夷奈の切通し」付近となります
こちら下流側、これから由比ヶ浜に流れ込みます(全長は 6.3kmだそうです)
35 自動車がたくさん走る道に出て右折すると ハギの寺 宝戒寺 いまの時期は梅です(拝観料が必要です 今日は割愛です)
36 学問の神様、荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)まで、トボトボやってきました こちらもいっぱいです
Wiki.には... 菅原道真を祀る神社 源頼朝が鎌倉幕府開府にあたり鬼門の方向の守護社として社殿を造営、さらに徳川家康が豊臣秀吉の命で社殿の造営を行った
天神さまのウメです 太宰府まで飛んでいく心境です
37 荏柄天神の白梅のあとは、たくさんのカラタチ
近くを歩いていた女史が我を見て「あの島倉千代子のカラタチよ」とご教授してくれました
こんなにたくさんのトゲトゲのカラタチ 我が思い浮かべるのは「白州」でしょうか...
アレッ勘違いです「南アルプスの天然水」で無く 「白秋」ですヨ
38 最後に「おひなさま」に会いました(例のごとく、反省会のあとです)
昨年のものと同じものに見えますが、すいません確認不足です
【今日も付録を...】
上大岡からの「車窓富士」 (花粉が大量に飛んでいるようです)
太陽の周りを囲む輪は「花粉光環」と呼ばれるようです 富士の右上にも、その影響が出ております
この日(3/8)のダイヤ富士は、横浜駅東口「スカイビル」(田代先生のTwitterから飛んだHPです)
(乗車している電車は、特急三崎口行き、1本前の「快特」に乗り遅れてしまいました)
【今日は、もうひとつ ニュースが...】
最近の金沢八景駅前工事進捗状況 前回の報告(2019.2.19)は、こちらとなります
「横浜シーサイドライン」さんからのお知らせです
シーサイドラインの新しい金沢八景駅は、3月31日(日)始発から供用開始となります
これにより、シーサイドラインと京急の金沢八景駅が直結され、乗換が超便利となります
開通に先立ち、3月10日(日)に「金沢八景 まちびらき」が開催されました
八景駅駅前と西側をつなぐ「かなざわはっけいえきとうざいじゆうつうろ」が開放されておりました
「自由通路」西側階段からのショットです 京急久里浜行きの2100形快速特急です
(この電車、久里浜駅で折り返して回送で上り、品川からの“ウイング号”になることでしょう)
本日も“トボトボ進行”にご訪問ありがとうございます