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一週一鉄 -- 405 -- [ゆる鉄]

  --- 総合車両製作所の「7254」電車 ---

    DSC_0988-3.jpg
   総合車両製作所横浜事業所のスイッチャー (Switcher)を遠くから眺めてきました
   後ろに、これから搬送するであろうJR東日本 E353系(スーパーあずさに対応)2編成を従えております

 別の角度からも覗いてみました
DSC_0996-3.jpg

     自宅から近い、総合車両製作所の正門でSUS車両にたまたま気がつきました
     11/24に、池上線 「惜別! 7700系さよならイベント」 が、ありましたので
     その車両が解体のため回送されてきたのかと思ってしまいました
     この車両、総合車両製作所横浜事業所のスイッチャー (Switcher)でした
     上田電鉄から旧東急車輛時代に譲渡されたものです (不勉強でした)
     老体に鞭打って、夜な夜な活躍しているようです

     (金沢八景/総合車両製作所)  ※ スイッチャー (Switcher): 入換機(いれかえき)






    上田電鉄-2.jpg
   上田電鉄時代の「クハ7554 + モハ7254」(東急時代は「デハ7254」) (Wiki…からお借りしました)
   2008年ごろ「モハ7254」は、上田電鉄から旧東急車輛に譲渡 「クハ7554」は、解体されました
   「クハ7552 + モハ7252」の「モハ」も、同時に旧東急車輛に譲渡 2両でスイッチャーとして稼働中

  この総合車両「7254」のお仕事  ここもWiki..の「逗子駅」から
 総合車両製作所横浜事業所専用鉄道を使い、輸送される際は、神武寺駅まで総合車両製作所が所有するスイッチャー(元東急7200系電車→上田電鉄別所線7200系電車と、元神奈川臨海鉄道DD5515ディーゼル機関車を使用)が牽引し、それより先はJR貨物新鶴見機関区川崎派出所属のDE10形またはDE11形が当駅まで牽引する







今日は、付録も「鉄 分 ?」がらみとなりました
 国土地理院の地図を見ると 「京王新線」が、変な所を走っています
 地理院地図(ウオッ地図) を最拡大すると、初台駅の手前から笹塚駅まで両線が複々線状態で描かれております
 甲州街道 西参道口交差点地下で、新線が街道から離れ本線と合流するような線引きとなっております

 新線では、初台駅、幡ヶ谷駅 両駅とも甲州街道の下に駅が掘られております(初台駅は2層構造)
 京王新線、Wiki... から抜書きしてみますと.... (以下 長い引用をしました)
 ほぼ、京王線と並行して国道20号(甲州街道)下、京王線より深い所を走り、笹塚駅の新宿寄りの一部区間を除き、地下路線となっている (省略)新線新宿駅は、国道20号の地下5階、京王線などの駅よりも西寄りの位置にホームがある。ここから西南西に向かう。初台駅は上り線が地下2階、下り線が地下3階で、いずれも北側(笹塚に向かって右側)にホームがある。幡ヶ谷駅はどちらも地下2階で、対向式2面2線のホームである。ここまでで国道20号の地下から離れ、南に沿って走ってきた京王線に寄り添うように向かい、一足先に地上に姿を現した京王線の上り線の南側(笹塚に向かって左側)に地下から回り込み、ここで京王線の下り線と出会ってから、下り線と共に地上に向かう。地上に出たところで京王線上下線にはさまれる形となり、そのまま高架へ上る



象徴的な初台駅周辺の地図を加工、比較してみました (茶色 : 本線 青色 : 新線)
 「Googleマップ」 初台駅は、甲州街道真下に描かれております  初台駅の北側は「新国立劇場」です
初台・Google-03.jpg

こちらは「ウオッ地図」 甲州街道を離れた「新線」が「本線」と交錯し、以降 横並びで下っていきます
初台・地理院-02.jpg


   「ウオッ地図」による幡ヶ谷駅周辺  本線と新線 4本の線路が並んで地下を走っております
     甲州街道直下にあるであろう新線の幡ヶ谷駅の位置を青マークで明示しました
    幡ヶ谷-02.jpg

   2019.08.07 追記
    本日「地理院地図」を確認してみたところ、修正済みとなっております(良かった良かった!!)
初台駅-3.jpg

   2019.10.24 追記
    新しく公開された「地理院地図 Vector(試験公開)」版では、まだおかしい状態です
京王新線-9.jpg



京王本線新宿駅が完全地下化されたのは、昭和38年(1963年)のようです 新線は 昭和53年(1978年)開通
 こちらの記事が「本線・地下後」をレポートしております  下の2枚の地図? 右に30°ほど傾いております
「ブラタモリ」的に、GoogleEarthで、上空から確認すると、下図2枚のように作図することができました
 本線と新線が4本の線路を並べて複々線的に走るのは、両線が地下から抜け出す笹塚駅の手前 500m付近だけ
 トンネルの地下区間では、決して並走せず、最大 80mほど離れている区間もありそうです

 新宿駅から初台駅付近・GoogleEarth 本線は、甲州街道を潜った後 S字カーブを描いて西南西へ向かいます
京王新線-24.jpg
          
 初台駅から笹塚駅手前付近・GoogleEarth 新線は、幡ヶ谷駅を出て甲州街道を離れ、本線上り線の下を潜ります
京王新線-33.jpg
                               
  自分が、よく利用する、Mapion・MapFan・ゼンリン地図・goo地図・YAHoo!地図を見てみると...
   これらは、全て、新線にある初台駅、幡ヶ谷駅が甲州街道の下に描かれております
   そのうち MapFanのみ、新宿駅を出た本線が甲州街道と並走を始めた箇所で道路下を走っています
   その他の地図は、甲州街道に沿って立つ建物の真下を走っていきます (自分の作図はMapFan仕様)
   (あと、笹塚駅手前の地下からの出方も、いろいろの描き方がなされております)

    “MapFan” を加工しました
    新線-2.jpg



   この違いをたまたま見つけたのは、いつもお世話になっている「田代先生のHP」
    「都内23区 乗り物と富士山(暫定)」(2018.11.18) 「幡ヶ谷跨線橋そば」の画像でした
    地下の構造物は、上空からの画像では とうぜん分かりません 作図するのが大苦労なのでしょうネ



2019.02.26 追記  青い点線 「昔の地図 “大むかしの玉川上水”」「現在の地図 “地下を走る京王本線”
 乗り物ニュースさんで、こんな記事を見つけました「京王線の新宿~笹塚間は、なぜカーブが続くのか」
  以下、大きく割愛しつつポイントを載せてみます
 京王電鉄によると、京王線がこのようなルートになった経緯は不明ではあるものの「調布駅付近における地下化工事のように、地下化を行う際は元のルートの真下に建設するのが原則」(割愛)地上時代のルートはなぜウネウネしていたのでしょうか...(割愛)玉川上水の一部区間はその役割を終え、笹塚~新宿付近間の流路はやがて京王線の用地に転用されます (新宿から笹塚までの京王本線は、玉川上水の跡地を利用していることになります)
玉川上水-3.jpg
         出典: 農研機構 (https://www.finds.jp/mapprv/mapext.html.ja) を少し加工しました

2020.08.11 追記  「乗りものニュース」さんの記事から...
 京王本線、新宿、始発駅の変遷です 現新宿地下駅は、4代目と云う感じです
 地下化(1963年)するまでは、西新宿二丁目交差点付近まで甲州街道を走っておりました
kei002.jpg

「今昔マップ」1944〜1954年版では、西新宿二丁目交差点付近まで甲州街道を走っております
kei003.jpg

「京王電車沿線名所図絵」(1930年)には、山手線の内側に「四谷新宿駅」が描かれております
kei001.jpg



2019.07.23 追記  こちらに、新宿-笹塚間の「縦断面図」が紹介されております
          首都高速「西新宿ジャンクション」との交差が “スゴい” と表現されております
          (新宿駅地下の “上越新幹線” 予定地もシールドトンネルで描かれております)






                       本日も“トボトボ進行”にご訪問ありがとうございます


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