東慶寺のイワタバコ [鎌倉]
今日は、三月末 花が開いていなかった花見、以来の北鎌倉下車となります
6月に入り、関東も梅雨に突入、と云うことで東慶寺に行ってきました
4回目のイワタバコと3年目のイワガラミの観察です
(3年前、takenokoさんのブログを拝見して、東慶寺のイワタバコを知りました)
イワガラミは、翌2015年(平成27年)から、ウオッチするようになりました
東慶寺のイワガラミ、例年の如く、期間限定公開 今年の公開は、一昨日、11日で終了しました
公開が始まった5月27日夕刻、 NHKで放映されたのを見て、忘れていたことに気が付きました
(昨年は、イワガラミ公開には、参加していません 最初の時の記事は、こちらとなります)
初めて見たときは、公開の時間も限定されていましたが... 今年は、フリーという感じでした
そして、毎回、書いておりますが、入山料 200円は、PASMOで支払うことができますヨ
今回は、自宅を出るのが、遅く、いま9時半少し前 もう、人がたくさんみえております
境内奥右手にある「歴代住職が眠る墓地」に急ぎました その手前にある岩壁は、後回し
もちろん、本堂(泰平殿)裏のイワガラミ見学も後になります
イワガラミは、およそ30年前に植えられた1本の苗木が成長したものだそうです
イワガラミは、アジサイと同じユキノシタ科です なので、花の咲き様は、似ています
イワタバコは、イワタバコ科の植物で、同じ科で一般的なのはセントポーリアだそうです
両者とも、葉の裏面脈上に軟毛が生えているのが特徴とのことです
いま、9時20分(開門は、8時半) 残念、思ったより家を出るのが遅かった
ここは、境内奥の右側、歴代住職が眠る墓地となります
正面の岩壁一面を、イワタバコの葉が覆い隠している感じです(何株、植わるのかしら...)
イワタバコは、別名 イワヂシャ(岩千舎)と云うそうです
イワタバコ属は、ギリシャ語の「円錐形の」 +「雄ずい」すなわち雄ずいが集まって花柱を取り巻き、
円錐形をなすことに由来する。種小名 ramondioides は、 イワ タバコ科のRamondiaに似ていることから
和名 イワタバコの由来は、岩壁に生え、葉の形がタバコの葉に 似ていることによる
別名 イワヂシャの「チシャ(萵苣)」という のは
野菜のサラダ菜のことで、山菜として利用されてきたことを 表している
その他の別名には、イワナ(岩菜)、タキヂシャ(滝 萵苣)がある
またイワヂシャは、漢字では「岩萵苣」「岩千舎」 「岩千佐」
イワタバコは「岩煙草」「岩莨」の表記がある
花が美しいため、山野草として観賞用に栽培されたりもする
(ここの部分、大阪の福田龍k.k さんから....)
少し陽が当たるようになりました
イワタバコの花がら 同業者が集めてくれました
ここは、上記墓地より手前の岩壁 同じように、一面、イワタバコだけです
こちらの方が、はるかに多くの見学者 イワタバコの花は、少しコブリな感じです
ここから、特別公開のイワガラミ
本堂裏の岩肌を覆い尽くすイワガラミは、他ではなかなか観ることのできない光景(ネットの表記)
イワタバコ同様、イワガラミもその名の示す通り岩に絡んで覆い尽くしています
今日は、遅い参観となりました イワタバコとイワガラミ見学を終わる頃、境内は、人がいっぱい
今の季節 花盛りの ハナショウブ、アジサイ、八重のドクダミ、シャクナゲ etc.を見ずに
東慶寺を後にして帰宅しました 大変疲れてしまいました
次回は、4年前と同じように、訪れる人に会うことも無い神武寺の静かなイワタバコです
本日も“トボトボ進行”にご訪問ありがとうございます